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静岡と長野の県境で、お魚を抱える『鯖地蔵(やまめ地蔵)』

静岡と長野の県境で、お魚を抱える『鯖地蔵(やまめ地蔵)』

浜松の北部、北遠と呼ばれるエリアに、鯖(さば)を抱えるお地蔵様がいらっしゃいます。

さば地蔵(やまめ地蔵)の画像

お地蔵様なので「お地蔵菩薩(おじぞうぼさつ)」ですね。

菩薩は如来と違って自由度が高いとはいえ、お魚を抱えちゃうのは可愛いすぎる!

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さば地蔵の2つの言い伝え

さば地蔵(やまめ地蔵)には2つの言い伝えがあるので紹介します。

 

言い伝え1

さば地蔵があるところは、長野と静岡をつなぐ通り道『塩の道』と呼ばれる山道。

長野は内陸なので海の魚が採れません。
なので浜名湖、遠州灘で採れた魚を長野の届けていました。

今と違って車ですぐいけないので、歩いて行く必要があります 。
その際に『魚が腐らないように』とお願いする為にお地蔵様を建てたとい割れています。

 

言い伝え2

さば地蔵のもう1つの名前は『やまめ地蔵』。

塩の道の青崩峠までの道中にある『おとも淵』の側を流れる『翁川』。

この川には 、主と言われる大きな「やまめ」の夫婦が棲んでいました。
ある日、村の釣り人にその一尾が釣られてしまい、『連れて行かないで』というやまめの声も無視され、食べられてしまいました。

それ以降、村の人々の争い、疫病、そして山崩れなど悪い出来事が続き、『おとも淵のやまめのたたり』と言われるようになりました。

そこで、村人達は『やまめ』の供養する為、お地蔵様を建てました。
魚を抱いた地蔵さまは村に平和をもたらし、釣り人が祈願すると良いことがあると言い伝えられています。

参照元 天竜川・杣人の会
こちらのブログ、私の中で今一番熱いブログです。

2017年3月23日 で更新が止まってしまっているのがとても心配ですが、、、

 

さば地蔵の場所

静岡県浜松市天竜区と長野県飯田市の間にある標高1,082mの峠 『青崩峠(あおくずれとうげ)』で会えます。

さば地蔵のある塩の道は「塩の道ウォーキングコース」として紹介されています。

こちらのブログで紹介されていました。
>> 浜松市佐久間町西渡から塩の道を城西,水窪,青崩峠

なかなかハードモードそうですが行きたいなと思っています! 楽しそう!

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おまけ

さば地蔵の背景をちょっと動かして見ました。笑

 

 

おわり