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神聖な火を全身で受止め大人の仲間入りを果たす「川名ひよんどり」

神聖な火を全身で受止め大人の仲間入りを果たす「川名ひよんどり」

書き直し2019年1月3日
毎年1/4の18時から、引佐町川名で行われている『川名ひよんどり』。

国指定の重要無形民俗文化財であり、600年程の歴史があるお祭りとの事なので、気になり調べてみました。

 

 

川名ひよんどりとは?

川名ひよんどりの「ひよんどり」は「火踊り」がなまった呼び名。

毎年1/4、引佐町川名の「福満寺薬師堂(八日堂)」で、1426年から続く歴史あるお祭りです。

能楽と呼ばれる様々な舞がベースで、その地を守る神様である産土神(うぶすながみ)に楽しんで頂き、農作物などの豊作を願います。

 

 

川名ひよんどりの見所

能楽と呼ばれる様々な舞がベースで、18時〜22時の間にいくつもの演目が披露されます。

見所は、お祭りの前半にある「*タイトボシとヒドリ」という演目。

裸の若い男達が、真冬の川名川に入り身を清め、お堂に立ち並び、大きな松明(たいまつ)の神聖な火を全身でうけとめるというものです。

川名の若者達は、この演目で、火のもつ神々しさ、力を体感する事で大人の仲間入りを果たせるとの事。

*タヒトボシとヒドリ
タヒトボシは、手に持つ光を灯す人『手火灯』と書くのではないかと、民俗学者の柳田國男(やなぎだくにお)さんが考察しています。
ヒドリは、火を受止める「火止り」する若者達を指すのかと思います。

 

 

川名ひよんどりの歴史は?

毎年1月4日に、引佐町川名「福満寺薬師堂」で行われるお祭りで、お寺で一番大事にされている仏像(木造薬師如来座像)が1426年に収められてから続くと言われています。

一度火災で全焼した後、大河ドラマにもなった「女城主 直虎」でお馴染み「井伊一族」の直定さん(渋川直定?)が、焼失していた福満寺の再建&木造薬師如来座像を収めてくれました。

 

 

会場はどこ?

浜松市北区引佐町川名の「福満寺薬師堂(八日堂)」で行われています。
時間は、午後6時頃~午後10時30分頃です。

福満寺薬師堂は、奈良時代の国民的スターの行基パイセンや、大河ドラマ『女城主 直虎』のゆかりの地でもありますね。

 

福満寺薬師堂場所はこちら!
〒431-2202 静岡県浜松市北区引佐町川名382−2

 

今でこそお寺の規模は小さくなってしまいましたが、昔の福満寺は10以上の塔があり、むーーーっちゃ広かったんだって。

左のピンが福満寺で、右上にある東福寺も、福満寺がもつ建物の1つだったとの事。
地図で見るとこんなん感じ! 広かったんだね〜

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おまけ

福満寺薬師堂は八日堂(ようかどう)とも呼ばれています。
かつては同様のお祭りが、このあたりでいくつもあり、川名ひよんどりは1/8(今は1/4)に行われていたからです。

まだ残っている有名なもので、『寺野ひよんどり』と『懐山のおくない』があります。
こちらも国指定の無形重要民俗文化材。

今年の年始は、1/3に寺野ひよんどり、1/4に川名ひよんどりと2DAYS行けたらいいなあ〜と考えております。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

おわり