※2018年11月11日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年1月28日に再度公開しました。
浜松で「タツノオトシゴ」に会える場所をご紹介いたします!
浜松でタツノオトシゴに会える場所
浜松でタツノオトシゴに会える場所は、「浜名湖体験学習施設 ウォット」と、舞阪町弁天島にある「錨瀬(いかりせ)」の2つが有名です。
それでは、それぞれの場所を見ていきましょう。
浜名湖体験学習施設「ウォット」
「浜名湖体験学習施設ウォット」とは、浜名湖を体験学習できる水族館。
浜名湖体験学習施設ウォット・・・
「浜名湖をみて、さわって楽しもう」をテーマに、大きな水槽で浜名湖の魚や生き物を見たり、タッチプールで触ったり「浜名湖とふれあい体験」ができる小さな水族館。
参考 ウォットWEBサイト
浜名湖の漁師さんが網にかかった珍しい生き物を寄付してくれる為、いろいろな生き物が集まります。
タツノオトシゴもその中の1種類です。
舞阪町弁天島にある「錨瀬(いかりせ)」
「錨瀬(いかりせ)」とは、上ぼ写真のように、潮の満ち引きにより出来る島のような場所。
*上写真は完全に潮が引いた状態
錨瀬でもタツノオトシゴを見る事ができます。
しかしこちらは自分でタツノオトシゴを捕獲するスタイルです。
錨瀬には、弁天島海浜公園から出る船に乗って数分で行くことができます。
錨瀬行きの船についてのwebサイトが閉鎖中になっていました・・・
錨瀬付近には、アマモ(甘藻)という海藻が集まっている場所があります。
次の項目からは、タツノオトシゴが暮らすために欠かせない植物「アマモ」についてのお話です。
様々な生き物が暮らしやすい浜名湖
浜名湖は、タツノオトシゴを始め、様々な生き物が暮らしやすい湖です。
その理由の1つに、日本でも数少ない天然アマモの群生地である事があげられます。
アマモとは、下の写真のよな海藻の事です。
アマモの群生地は、潮の流れを緩やかにする為、海の生き物の産卵や、幼稚魚などの小さなさ生物が姿を隠すために適した場所です。
そんな事から「海のゆりかご」と呼ばれ、たくさんの生物が集まります。
先ほど紹介した錨瀬付近にはアマモの群生地があり、干潮で膝下くらいの水位になると、アマモによって緑色のじゅうたんのようになります。
そこで、網を入れるとタツノオトシゴを始め、いろいろな小さな生き物が捕れるんです。
についての補足・・・
アマモは、龍宮の乙姫の元結の切り外し(リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ)という植物で1番長い名前の持ち主。
*元結(もとゆい)とは、女性が髪を束ねてる時に使う紐の事アマモは、種から生える植物で、発芽する為に淡水(海水と違い塩気の無い水)が必要ですが、汽水湖である浜名湖は川からの淡水が入る事により、アマモを発芽させる事が出来ます。
また、アマモは水質浄化能力もあり、浜名湖の水質が綺麗である為に貴重な存在です。
しかし、年々このアマモは減少しているとの事。
天狗ちゃんの一言コラム
もし自宅でタツノオトシゴを飼う事があれば、蟹などの甲殻類と一緒に入れるのはさけましょう。
タツノオトシゴは、動きが遅くて小さいため蟹などに食べられてしまいます。
ちびまるこちゃんの「まるちゃん熱帯魚を買う」という話で、ザリガニがグッピーを食べるシーンと似た状況になると考えられます。
参考「まるちゃん熱帯魚を買う」 8:21~
あと、アマモの事を調べていて気になった事が1つ。
広島・竹原市の岩乃屋に昔、天然アマモの石風呂というお店があったそうです。(現在は閉店)
海に面した場所にお店があり、天然アマモを敷き詰めた蒸し風呂と、潮風による外気浴を楽しるお店だったとの事。
行ってみたかった、、、。
話が脱線しましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
またきてんぐ!