浜松の重要無形民俗文化財、三匹の鬼が踊る火祭「寺野ひよんどり」に行ってきました。
寺野ひよんどりは、毎年1/3に、浜松市引佐町渋川で400年以上続く伝統あるお祭りです。
それでは、写真と共にお楽しみください。
寺野ひよんどり見学レポート
浜松駅から車で1時間と少し。
「寺野ひよんどり」の会場である「直笛山宝蔵寺観音堂」は、浜松市引佐町渋川の山中にあります。
三遠南信道路のおかげでずいぶん行きやすくなったそうです。
「こんな場所でやってるのかね?」と心配しつつ、山道を車で走っていると会場を発見。
駐車場を誘導する人はいません。
道脇に停めたり、結構自由な感じです。
会場を通りすぎ、奥まで車を走らせると開けた場所があるので、そこなら止めやすいかと思います。
寺野ひよんどりの開催時間は、14時から18時。(入場無料)
奥のお堂(下写真参考)で能楽をベースとした様々な舞が行われます。
14時前には、すでに人がたくさん。
歴史があるだけに厳かな感じなのかと思いきや、結構ワイワイとして和やかなムード。
焚き火のおかげで、視覚的にも案外暖かかったです。
下の写真は、ひよんどりの行われるお堂。
会場の脇にもお堂があり、2箇所で行われます。
しめ縄がかっこいい。
近くにコンビニなどは全くありませんが、屋台が出ています。
味玉や五平餅が200円!安い!
五平餅は甘めの味噌がたっぷりついていて最高に美味しかったです。
甘酒は無料でふるまっていました。
小腹を満たしつつ、五平餅を片手にいざ寺野ひよんどりを鑑賞。
みなさん能楽を見たり、新年の挨拶をしたりと、とても和やかでした。
様々な舞が神様に奉納されつつ、ゆっくり寺野ひよんどりは進みます。
こちらの写真は、祭りの名前でもある「ひよんどり」という演目。
「ひよんどり」は、もともと「火踊り」がなまった言い方なので、木造のお堂の中でも火を使います。
下の写真は「巫女の舞」
そして「三つ舞」。
三つ舞は、「五方の神」に舞を捧げます。
様々な演目が続きます。
そして火が暮れると、雰囲気が がらりと変わります。
日中とは違うピリッとした空気の中「獅子の舞」がスタート。
獅子の舞の終盤、大きな松明が用意されました。
1番盛り上がる「鬼の舞」が始まります。
3匹の鬼、赤鬼の「太郎」・青鬼の「次朗」・黒鬼の「三郎」が登場。
鬼の舞を行ったのち、3匹の鬼は松明の火を乱打する演目に入ります。
これがすごい迫力。
最前列の人は普通に危ないです。
火やなんかいろいろ飛んできます。笑
圧と熱量がすごくて、会場も盛り上がっていました。
その後、「ねこざね」と呼ばれる舞で終わりに向かいます。
最後は、みんなで挨拶をして終了。
寺野ひよんどりの会場はどこ?
浜松市北区引佐町渋川の宝蔵寺観音堂(三日堂)で行われます。
毎年1/3の14時~18時頃。
最後に
国の重要無形民俗文化財「寺野ひよんどり」。
神聖な空気に包まれた山奥のお堂で見る能楽は、まさに非日常。
五平餅を食べながら ゆっくり能楽を楽しむお正月もいいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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