2018年1月31日は歴史に残る記念すべき日になりましたね。
「太平洋戦争で沈没した戦艦「比叡」の一部が、サヴォ島沖合いにて発見。」
さすがポール・アランさんの調査チームです。
参考 >> 戦艦・比叡、ソロモン沖の海底で発見 太平洋戦争で沈没 (朝日新聞デジタル)
さて、浜名湖の海底にも幻の戦車が隠されてるって知ってました?
この記事では、「幻の戦車の正体」や「どこにあるのか」などをご紹介いたします。
幻の戦車の正体
幻の戦車の正体は、四式中戦車「チト」(よんしきちゅうせんしゃ)です。
第二次世界大戦時の日本軍の戦車で、戦局をひっくり返すほどの性能を持った秘密兵器なんだって。
「幻の戦車」言われる理由は2つ。
1つは、使う前に終戦した為、歴史の表に出てこない事。
1つは、アメリカに回収されないように浜名湖に隠したが、その後見つからない事。
2機作ったうちの1機はアメリカに回収されてしまいました。
幻の戦車のある場所
幻の戦車は、猪鼻湖神社の付近の海底に隠されたと言われています。
<猪鼻湖神社>
〒431-1403
静岡県浜松市北区三ヶ日町大崎
猪鼻湖神社は、天竜浜名湖鉄道・尾奈駅(おなえき)から湖畔に沿って歩いて行ける場所です。
浜名湖の中にある4つの湖(海域)の1つ。
浜名湖の北側に位置する。
なんで猪鼻湖の海底?
なんで猪鼻湖の海底にあるのか分かったのか、、、
それは、幻の戦車を猪鼻湖に沈めた方である「大平安夫さん」が証言したからです。
終戦直後の8月23日ごろ、浜松市北区三ケ日町大崎の浜名湖と猪鼻湖の境界付近で、湖底の傾斜が急な地形を選び、同旅団戦車隊の兵士3人とともにチトを含む3両を水没させた。
戦車の水没作業を行った理由について、大平さんは同誌で「SKは軍事機密だし、改造したチハを敵にやるのもしゃくだった」と証言している。
出典|産経ニュース
戦争の際、遠州灘から敵が攻めてくる事を想定し、高機能戦車を準備した直後に終戦したとの事です。
ちなみに、大平安夫さんの故郷は浜松じゃないそうですが、生涯を浜松で終えたそうです。
最後まで戦車の事を気にかけていたのかな〜。
おまけ
戦車の隠された猪鼻湖神社には、海の神「市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)」が祀られています。
神仏が同じくくりにさせるようになってからは、弁財天様もいらっしゃるみたいです。
ともに、琵琶という楽器を持つ姿を多く見られる、音楽や芸術を愛す神様とされています。
幻の戦車が見つからないのは、音楽や芸術を愛する神様が隠してしまったからかもしれませんね。
また、こんな素敵なお話もあります。
博物館に、浜名湖で釣りをしていた人が、弥生土器を持ってこられました。
以前、篠原町の新川河口付近で釣りをしていた時、浜名湖の湖底の土の中から、浮いてきたといいます。
浜名湖底から土器が見つかるのは、よくあることです。
市内では坪井町でも鎌倉時代の陶器が採集され、博物館に届いています。
引用 浜名湖湖底から弥生土器が浮かぶ|浜松市webサイト
もし神様の仕業だとしたら、しかるべき時に ひょいっと戦車を出してくれるかもしれません。
猪鼻湖の近くを通る時は、湖をちらっと覗いてみてはいかがでしょう。
もしかたら第一発見者になれるかもしれませんよ。
それにしても浜名湖には伝説が多い!
とくにダイダラボッチ関係が多いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
またきてんぐ!