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お正月に見れる浜松のお祭り『遠江のひよんどりとおくない』

お正月に見れる浜松のお祭り『遠江のひよんどりとおくない』

川名ひよんどりの画像

『遠江のひよんどりとおくない』って聞いた事ありますでしょうか?

浜松の山間部の複数のお寺で、お正月に行われているお祭りの事です。
400年~600年以上の歴史があるお祭りで、国や民俗学者からも注目されているんですよね。

複数あるお祭りの中でも有名なのが、『川名ひよんどり』『寺野ひよんどり』『懐山おくない』。
この3つは、国指定の無形民俗文化財にも選ばれています。

今回は、この3つのお祭りの見所について書きました。

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遠江のひよんどりとおくないとは?

川名ひよんどりの画像

まず、遠江のひよんどりとおくないの事を話しておきますね。

文頭でもお話した通り、浜松の山間部の複数のお寺で、お正月に行われているお祭りの事

400年~600年以上の歴史があり、『川名ひよんどり』『寺野ひよんどり』『懐山おくない』は、国指定の無形民俗文化財でございます。

すべてのお祭りのベースは『田遊び(たあそび)』。

『田遊び』は、現代だと『田楽能(でんがくのう)』という民俗芸能に属しています
当時の暮らしや農作業を踊り(舞)で表現し、神様を楽しませ、『五穀豊穣』や『家内安全』、『子孫繁栄』を願う舞です。

当日は4~6時間かけ、10以上の演目を行いますが、厳密に言うと1週間以上前から儀式的なものは始まっています。
そをを経ての当日って感じです。

 

ちなみに、遠江のひよんどりとおくないの『遠江』は『とおとうみ』と読みます。詳しくは下記で!

 

ひよんどりは『火踊り』がなまった言い方。
おくないは『おこない』という、お寺が年始にやるお祭り(儀式的なもの)がなまった言い方でございます。

国にも民俗学的にも注目されているすごいものなんですが、浜松市民の認知度は激低なんですよね。
なので、後継者問題などもありいつまで見れるかわからないので、見れるうちに見ておいたほうがいいぜってお祭りです。

 

川名ひよんどりの見所

川名ひよんどりの画像

600年以上の歴史があると言われている川名ひよんどり。
舞台は、大河ドラマ『女城主 直虎』でお馴染み『井伊家』ゆかりの『福満寺薬師堂』でございます。

まず、会場である引佐町川名の若い人達(20歳を迎えた人達)が、真冬でむーーーちゃ寒い川(川名川)にダイブし身を清めます。
そしてお堂の前に並び、巨大松明(たいまつ)に炙られ、『これでお前達も大人のな仲間入りだー!』っていうのが見所です。

 

日時・場所・時間

会場|浜松市北区引佐町川名の『福満寺薬師堂』
日時|1/4(2019年現在)
時間|午後6時頃~午後10時30分頃

 

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寺野ひよんどりの見所

寺野ひよんどりの画像

寺野ひよんどりの見所は、終盤にあります。
炎が燃えるお堂の中で鬼が狂乱する演目が必見です。

また、演目で使われるお面も、古くから使われているものなのでぜひ注目を!

 

寺野は『落人の里』とも呼ばれています。
戦に疲れた三河武士が人里を離れ、寺野に里を作ったのが理由です。
その時に、寺野ひよんどりを持ち込んだと言われています。

寺野ひよんどりが始まったのが、1575年
そこから400年以上たった今でも行われているお祭りです。

 

日時・場所・時間

会場|浜松市北区引佐町渋川『宝蔵寺観音堂(寺野三日堂)』
日時|1/3(2019年現在)
時間|午後2時~午後6時頃

 

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凛として明ける。 #ひよんどり #寺野 #直虎ゆかりの地 #三日堂 #寺野ひよんどり #国の重要無形民俗文化財に指定

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毎年1月3日は#寺野ひよんどり #国指定重要無形民俗文化財 #浜松市北区 #引佐

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懐山おくないの見所

懐山は、『ふところやま』と読みます。

1400年代に懐山の集落が生まれた頃から行われているお祭り
川名・寺野ひよんどりと同じように、田楽能(田遊び)がベースです。

懐山集落の当時の暮らしを表現した舞(踊り)を、東・西・南・北・正面の五方の神に奉納する『五方の舞』が特徴であり見所。

馬の飼育が盛んな土地だった事を表現する舞や、綿や塩を買う様子を表現する舞など、当時の生活を想像するのも面白みの1つです。

歴史など、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ!
五方の神へのお祭り。国指定の無形民俗重要文化財、引佐町の『懐山おくない』

 

日時・場所・時間

会場|浜松市天竜区懐山『泰蔵院』
日時|1/3(2019年現在)
時間|午後1時頃から6時頃。

 

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鬼の舞。

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懐山おくないのお面☆

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鬼3様。

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最後に

このあたりは北遠(ほくえん)というエリアで、民俗芸能の宝庫でもあります。
ここをベースに日本遺産登録へ向け浜松市も頑張っているみたいです。

ぜひ日本遺産になって欲しいですね。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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